オールオン4は、失った歯を補うために考案された治療法で、片顎につきわずか4本のインプラントを埋入し、その上に一体型の人工歯(ブリッジ)を装着します。少ないインプラントで全ての歯を支えることが可能で、審美性と機能性を同時に実現します。
通常1回の手術で治療が完了し、手術当日または翌日に仮歯を装着することが可能です。これにより、治療期間が短縮されます。
使用するインプラントの本数が4本であるため、1本ずつ治療するよりも治療費用を軽減できます。従来の方法と比較して、費用面での負担が少ない治療法です。
オールオン4では、見た目が自然で噛む力や発音の機能も得られます。入れ歯のようにズレる心配もありません。
機能していない歯が残っている場合は抜歯が必要となります。これにより心理的な負担を感じる方もいます。
顎の骨の状態や全身の健康状態が良好である必要があります。特に、骨量が不足している場合や持病を抱えている方には適応が難しいケースがあります。
オールオン4は自由診療となるため、治療費が高額になります。
オールオン4の治療は以下の手順で行われます。
オールオン4の治療費は、片顎で200万~300万円が平均的です。治療費にはインプラント体、アバットメント、人工歯の製作費用、手術費用が含まれます。
適切なメンテナンスを行えば、オールオン4の寿命は10年以上、場合によっては20年以上持続するケースもあります。
自費診療で高額な治療費のインプラント。一般的な虫歯治療とは違い、外科的な手術を伴うことから、専門的な知識や技術が必要な治療法と言います。ここでは、インプラントに関する学術や技術的な研鑽を積み重ねる日本口腔インプラント学会に所属する医師が在籍し、感染症などのリスクを減せるオペ室を完備する京都のクリニックをご紹介します。
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(※)「インプラント 京都」でGoogle検索し、100位までに表示された61のクリニックの中から、対応するインプラントメーカーや治療の種類、オペ室の設置、日本口腔インプラント学会に所属する医師を公式HPで明記する10クリニックを選出。その中から特徴的な3つのクリニックを紹介しています。(2024年4月2日調査時点)