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インプラントは誰でも受けられる?

インプラント治療は誰でも受けられるというわけではありません。実は、糖尿病や肝疾患、心臓病などの持病を持っている方は、治療を受けられないことがあるのです。

なぜこれらの持病を持っているとインプラント治療が受けられないのか、その理由についてまとめました。

インプラントを受けられない人

未成年者

まだ顎が成長過程であるため、未成年はインプラントを受けることができません。

「永久歯が生えそろっていれば、大丈夫なのでは?」と思われるかもしれませが、実は人の顎の骨は永久歯が生えそろったあとも継続して成長し続けています。インプラントは顎の骨にインプラント体(=人工の歯根)を埋め込む治療のため、治療後に顎の骨が成長するとしっかりとインプラントが固定できなくなってしまうのです。

ただ、これは飲酒や喫煙のように「未成年は絶対にNG」と法律で定められたルールではありません。もし自分が未成年でインプラント治療をしたいと考えている場合は、顎の骨の成長が止まっているのかどうか、1度医師に確認してもらいましょう。

場合によっては受けられる人

高齢者の方

ひとつの目安として、70才を超える高齢者の方はインプラントを受けられない可能性が高くなります。というのも、インプラントはある程度体に負担がかかる治療法ですが、高齢の方になるとこの負担に耐えきれない可能性があるからです。

また、体の負担だけでなく認知症などで知能や注意力、理解力といった能力に低下が見られた場合も治療を受けられない可能性があります。

ただ、必ずしも「高齢者=インプラントNG」というわけではありません。検査の結果、体力的にも精神的にも施術に耐えられると判断された場合はインプラントを受けることが可能です。この点に関しては、1度医師に相談してみましょう。

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骨粗しょう症の方

骨粗しょう症とは骨がもろくなる病気です。一般的には、閉経後の女性に多いと言われています。

骨粗しょう症にかかると、インプラントを埋入する顎の骨がもろくなってしまい施術に耐えられない可能性が高まります。また、治療に使われる「ビスフォスフォネート剤」やその注射を使用している人は、外科手術をすると骨が壊死しまう恐れがあるので気をつけてください。この薬は骨粗しょうによって骨が溶けてもろくなるのを予防する一方、骨が再生、治癒する働きもさまたげてしまいます。

骨粗しょう症の恐れがある方、治療にかかっている方は、インプラント治療の前に必ず医師に相談してください。

腎臓に病気のある方

症状の軽い病気であれば特に気にする必要はありませんが、腎不全などが原因で人工透析治療を受けるほど重症化している場合は注意が必要です。透析を受けている方は骨がもろくなっているだけでなく、傷が治りにくかったり、血が止まりにくかったりと、全身の免疫力が低下している場合があるためです。

がん治療をおこなっている方

がんの治療には薬剤や放射線が使われますが、放射線には骨の治癒力を低下させる働きがあるため注意が必要です。

血液疾患のある方

血友病など、血液系の疾患がある人は基本的に外科手術ができません。インプラントは外科手術をする治療法なので、もし現在血液疾患の診断が下っていない場合でも、血が止まりにくいなど気になる症状があるようでしたら、1度血液検査をしてみてください。

麻酔・薬剤アレルギーの方

麻酔や薬剤に関して何らかのアレルギー反応を持っている方はインプラント治療が受けられないことがあります。もちろん、手術前には問診や検査をおこないますが、アレルギーに関して何か気になることがあれば事前に相談しておきましょう。

歯ぎしりのクセがある方

寝ているときに歯ぎしりをしたり、普段の生活の中でよく歯を食いしばったりするクセのある方は注意が必要です。というのも、天然の歯の場合は歯を強く噛み合わせても負荷は綺麗に分散できるのですが、インプラントでつくった歯はそこまで上手に負荷を分散できないからです。そのため、歯を強く噛み合わすクセのある人は顎の骨やその周辺の組織を痛めてしまう可能性が出てきます。ただ、こうしたクセがあった場合でもマウスピース型の「ナイトガード」と呼ばれる器具を利用すれば、インプラントを受けることが可能です。

参考:(PDF)平成25年3月「歯科インプラント治療指針」厚生労働省 日本歯科医学会編

糖尿病

免疫機能が低下しやすいため、糖尿病はインプラントを受けられないことがあります。免疫が落ちると傷の治りも遅くなってしまうので、手術が必要なインプラント治療は受けられないのです。

しかし、インスリン注射などで血糖コントロールを行っている場合は、インプラント治療を行うことができるケースがあるので、糖尿病だからインプラントを受けられないというわけではありません。自分の症状をしっかりと主治医に相談し、インプラント治療をすべきか決めていきましょう。

骨の量が足りない

インプラントは、顎骨にネジを埋め込んで歯の被せ物をネジの上に装着する方法です。ですから、顎骨の量が少ないとネジを固定することが難しいため、インプラントを受けられない可能性が考えられます。

しかし骨の量を増やす、骨誘導再生法(患者さん自身の骨移植や人工骨を移植する方法)やCGF再生療法(人の血液から骨の再生治療を行う方法)など、インプラント治療を受ける方法はいくつかありますので医師に相談しましょう。ただしこれらの治療を受ける場合は通常のインプラントの治療期間よりも半年から1年以上長くなると言われています。

歯周病

歯周病になっている人は、まず歯周病治療が最優先になります。そして、治療後にインプラントを受ける流れになります。これは、歯周病治療を受けずにインプラントの治療を行ってしまうと、手術中に何らかの病気に感染してしまうリスクがあるからです。

また歯周病のままインプラント治療をしたり、歯周病になる生活習慣のままであったりすると、インプラントを入れた後にインプラント周囲炎にかかってしまう場合もあります。インプラント周囲炎は、インプラントの周りの歯肉が歯周病同様に感染症にかかってしまう病気で、最終的にはインプラントが抜けてしまったり周囲の骨や歯肉を溶かしてしまったりする原因にもなります。

定期的にメンテナンスへ通えない

インプラントの歯周病と呼ばれる「インプラント周囲炎」が起こる可能性があるので、インプラントの最終治療が終わっても定期的なメンテナンスは必要です。

一般的には3~4ヶ月に1度の通院が推奨されているようです。また、ご自宅でのセルフメンテナンスも重要ですので、かならず歯科医院のセルフメンテナンス指導を受けるようにしてください。

肝疾患

重度の肝疾患の場合、出血が止まらない可能性があるためインプラントを受けられないことが考えられます。インプラント治療は外科治療であり、必ず出血を伴うため、止血が追い付かない可能性があります。 肝疾患がどのレベルなのか、インプラント治療を検討する際は必ず主治医に相談してください。

心疾患

心疾患を患っていたり、心筋梗塞の経験がある人やペースメーカーを利用している人の中には、病院から血液を滞りなく巡らせるための薬が処方されている人もいるでしょう。この薬によって肝疾患を患っている方と同じように止血がしづらくなることもあるのでインプラント治療ができない場合があります。

ただし、心疾患と言っても症状が軽度の場合は、インプラント治療が可能になることもあるので、まずは、主治医に確認をしてみましょう。

持病とインプラント治療が関係する理由

インプラントは、持病によって受けられる・受けられないが決まります。持病があるからと言って、すべての方がインプラントを受けられないというわけではないのです。病気の症状やレベルによっては治療を受けられるケースもありますが、免疫力が低下している場合や骨自体がインプラント治療に耐えられないと判断された場合は残念ながら、インプラント治療を受けることはできません。

「持病があるけどインプラントを受けたい」と思っている方は、まずかかりつけの担当医とインプラントを受けようと思っている歯科の両方に相談して、判断を仰いでください。

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